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霊障検証

【贋怪談徒然日記(2494)】

★某月某日

先日、一人暮らしの友達から連絡が来て、どうやら引っ越し先の部屋(アパート)で夜中に物音や視線を感じるようで、オカルト好きな自分に検証やらを頼みたいらしい。

引っ越しの手伝い以来遊びに行ってないし、もしかしたらご対面できるかもと思い快諾しました。

とりあえず、一晩泊まり、問題の時間にあわせて部屋をデジカメで動画撮影する簡単な検証をする事になりました。

夕方、自前のデジカメと三脚を持って友達の部屋に着くと、友達はお酒とおツマミを用意してくれていました。

まだ片付いていないダンボール箱が数個あるけど、なかなか小綺麗にまとまった部屋だった。まあ、そのうち散らかるだろうけどね。

早速、カメラをセットして低画質で撮影を開始。晩酌もスタート。

二人とも酒が入って適当な会話になって、お前は童顔でモテるから羨ましいとか言われまくった。否定はしないけどな。

そんなこんなで9時頃だったかよく覚えてないけど、友達がトイレに行った。

こう言う時はだいたい宝探しするよな?

そこで、未整理のダンボール箱開けて見たら、同性愛系のDVDが入ってた。ビックリしてすぐしまった。

(もしかして、霊障は嘘で自分が狙いなのでは?)

一人で混乱してると、友達がトイレから戻って来た。

友達はトイレのついでにシャワーも浴びて来たみたいだった。

友達にシャワーを勧められて、挙動不審になりながらも怪しまれない為にシャワーを借りる事にした。

シャワーを手早く済ませ、深呼吸で心を落ち着かせて、友達の所に戻ると、ゆっくりと切り出して見た。

自分「実は、さっきダンボールの中見ちゃったんだ」

友達「えっ?」

自分「ああいうのが好きなん?」

友達「ゴメン。隠してた訳じゃなくて。」

自分「別に気にしてないよ。こっちこそ、勝手に見ちゃってゴメン。」

友達「・・・」

自分「もしかして、霊障は嘘じゃないよな?」

友達「霊障はあるよ、本当に。狙ってたとかじゃないから安心して、お願い!」

自分「分かった、わかったよ。」

友達「・・・」

長い沈黙。それも、気まずい沈黙。

自分「なあ、自分の事好きか?」

わずかに頷く友達。顔が赤い。からかう様にすぐ隣へと近寄った。

自分「実はな、好きだよ。」

キスしてやった。

その勢いで押し倒し、上着を捲り上げる。すでに頭の中で何回もやった事だ、造作もない。

胸の突起を片方は指で、反対側は舌で刺激を与える。身体をくねらせながら早い吐息を吐く姿を見ると、愛おしさが溢れるように自分も熱くなった。

その時、自分達二人とは別のハアハアとした息遣いが聞こえ、我に返らされた。

そして、声の主はウーウーと唸る様に。

気味が悪くて、慌てて服着て、鍵かけて逃げた。

自分の部屋に避難して怖くて抱き合って寝た。

翌日、ビデオを確認して見ると、姿は無いけど声がハッキリと撮れててビビった。

その後、友達はなんとかその部屋を出て、今は一緒に暮らしてる。

一番ビックリしたのは、お互いに処女だった事かなw

Tさんからの投稿。